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芥川賞

芥川龍之介賞

1935年創設。純文学の新人作家に贈られる日本最高峰の文学賞。年2回(1月・7月)発表。受賞は作家として認められた証とされる。

開始年
1935年〜
開催頻度
年2回
発表月
1
収録数
19作品

歴代受賞作一覧

作品名著者ジャンルテーマ
2024第170回

東京都同情塔

AI生成文章を含む実験的構成で、新宿に建設される「同情塔」を巡る近未来の物語。AIと人間の言語の境界を問う。

九段理江小説
建築AI社会
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2024第171回

サンショウウオの四十九日

一つの体に二つの意識を持つ結合双生児の姉妹の物語。生と死、自己と他者の境界を問う哲学的な純文学作品。

朝比奈秋小説
双子生命
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2024第171回

バリ山行

会社員が先輩に誘われてバリエーションルート登山に挑む物語。職場の人間関係と山という舞台で人生の本質を問う。

松永K三蔵小説
登山職場人生
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2023第168回

この世の喜びよ

ショッピングモールの喪服売り場で働く女性が過去の記憶と向き合う詩的な物語。日常の細部に宿る生の喜びを描く。

井戸川射子小説
母子記憶日常
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2023第168回

荒地の家族

東日本大震災後の宮城県で、家族を失った植木職人の再生を描く。震災後の喪失と生きることへの意志を綴る純文学。

佐藤厚志小説
震災家族復興
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2023第169回

ハンチバック

重度障害を持つ女性が書いた衝撃の問題作。障害者の性と尊厳、社会の偏見を真正面から描いた芥川賞史上最大の話題作。

市川沙央小説
障害社会問題文学
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2022第166回

ブラックボックス

自衛隊経験を持つ男が自転車便の仕事中に暴力事件を起こす物語。社会の周縁を生きる男の暴力と孤立を描く。

砂川文次小説
暴力社会自衛隊
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2022第167回

おいしいごはんが食べられますように

職場の食事をめぐる人間関係の微妙な緊張を描く。食という行為を通して現代の職場の息苦しさと人間模様を鋭く映す。

高瀬隼子小説
職場食事人間関係
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2021第165回

貝に続く場所にて

ドイツの古都ゲッティンゲンで、東日本大震災で亡くなった友人の幻と再会する幻想的な物語。記憶と喪失を描く。

石沢麻依小説
震災幻想記憶
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2021第165回

彼岸花が咲く島

謎の島に流れ着いた少女が言語と文化の異なる共同体で生きる物語。言語と女性、アイデンティティを問う問題作。

李琴峰小説
言語女性
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2019第161回

むらさきのスカートの女

近所の「むらさきのスカートの女」を観察し続ける語り手が徐々に異様な存在感を帯びる。日常に潜む恐怖と孤独を描く。

今村夏子小説
ストーカー日常不気味
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2018第158回

おらおらでひとりいぐも

夫を亡くした74歳の老女が方言混じりの内語で綴る孤独と人生。老いの孤独と自由を温かくユーモラスに描く。

若竹千佐子小説
孤独老い方言
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2017第156回

しんせかい

北海道の演劇塾で過ごした青春時代を独特の文体で描いた自伝的小説。芸術を志す若者の迷いと成長を瑞々しく描く。

山下澄人小説
青春演劇北海道
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2017第157回

影裏

岩手に転勤した男が知った友人の二面性と喪失を描く。東日本大震災後の東北を背景にした静謐な心理小説。

沼田真佑小説
友情喪失東北
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2016第154回

異類婚姻譚

夫婦が互いに溶け合い変容していくシュールな物語。結婚の本質と自己同一性を問うユニークな純文学作品。

本谷有希子小説
結婚夫婦変容
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2016第154回

死んでいない者

ある一族の通夜の夜を、生者と死者が混在する独特の時空間で描く。家族と死の記憶が交差する実験的純文学。

滝口悠生小説
家族葬儀
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2016第155回

コンビニ人間

18年間コンビニ店員として生きる女性が社会規範に抗う物語。正常と異常の境界を問う現代社会への鋭い批評作。

村田沙耶香小説
コンビニ社会異質
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2015第153回

火花

お笑い芸人が書いた純文学。若き漫才師が師匠に憧れ芸を磨く青春と挫折の物語。芸の本質と生き方を問う傑作。

又吉直樹小説
芸人青春
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2015第153回

スクラップ・アンド・ビルド

介護される祖父と向き合う青年の葛藤を描く。老いと死、家族の関係を現代的な視点で問い直す問題作。

羽田圭介小説
介護老い家族
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